経過|MSキャビン(多発性硬化症 視神経脊髄炎)

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MSのあらまし

- 経過

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普通の生活を送っている人もいれば、徐々に悪くなっていく人も

 

MSの経過は様々で誰にも予測できません。何年も安定して普通の生活を送っている人もいれば、年に1回くらい悪くなる人、年に何度も悪くなる人、いつの間にか歩きづらくなっていくような人などいろいろです。

 

海外の統計では、早い段階から予防治療を始めることで良い状態が長く保てることが示されています。日本でも予防治療薬が発売されてからは、病状が安定して普通の生活を送っているMSの人が増えて来ています。

 

特徴は「再発」を繰り返すこと

 

ミエリンが壊れて症状が強く出ている状態を「再発」といい※、この時期を「急性期」と呼びます。それに対して、再発がなく症状の進行や悪化がない時期を「寛解期(かんかいき)」といいます。MSは再発と寛解を繰り返すのが特徴です。※最初に症状が出た状態は「発症」または「初発」といいます。

 

病気が悪化していないはずの寛解期に何らかの症状が残っていることもあります。その症状が後遺症なのか、病気がくすぶった状態にあるのか、寛解期の判断は時に難しいです。

 

“放置すると” 進行14

 

MSは治療しないで放っておくと再発を繰り返し、そして次第に病気が悪くなる「進行期」に入ります。再発を繰り返している時期は脳の中は炎症が出たり治まったりしている状態ですが、進行期の脳は徐々に縮む「萎縮」と呼ばれる状態が中心になっているといわれています。脳萎縮を治す治療法はありません。

 

脳萎縮は再発を繰り返している時期から始まっているという報告もあります。

 

日本で最も多い「再発寛解型MS」15

 

病状が良くなったり悪くなったり、つまり再発と寛解を繰り返すタイプを「再発寛解型MS」といいます。日本で一番多いタイプです。再発回数や程度は人によって違います。

 

このタイプのMSは、寛解期にほとんど正常にまで回復する人もいる一方、症状が残っている人もいます。脳の中で炎症が治まっていないこともあります。再発を繰り返す度に残される症状が増えていき、進行しているように見える人もいます。

 

日本では少ない「進行型MS」

 

再発寛解型MSの一部は、再発がないにも関わらず神経症状が悪化していくことがあります。これを「二次性進行型MS」といいます。ただし進行中に再発することもあります。日本では少ないタイプです。

 

一方、病気そのものが発症時からずっと進行していくことがあります。このタイプを「一次性進行型MS」といい、日本ではまれなタイプです。

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