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このホームページでは「多発性硬化症(Multiple Sclerosis; MS )」の情報を提供しています。
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MSの発症・再発のきっかけとして、過労、感染症、日焼け、ストレスなどが挙げられています。 まず、疲れがたまったら休むようにし、決して無理をしないでください。症状のために充分な睡眠がとれない場合は、主治医に伝えましょう。たとえばしびれのために睡眠がとれていなければ、睡眠剤を処方してもらうと良いかもしれません。 次に、風邪をひかないように、手洗い、うがいをしっかりしてください。また、MSでは膀胱炎(尿路感染)が起こることがあります。原因不明の発熱や体のだるさなどが現れた時には、尿検査を受けて膀胱炎がないかをチェックしてもらうと良いでしょう。 日焼けについては、必要以上に紫外線を避ける必要はありませんが、皮膚が真っ赤になるほどの日焼けには注意してください。また豊胸手術など体内に異物を入れることでMSが発症したのではないかと思われることがあります。体を傷つけたり、異物を入れたりすることは控えたほうが無難だと考えてください。 MSの人は慢性の病気を抱えているということ自体がストレスになっています。ストレスへの対処法は人によって違いますが、周囲にあるものを見つめて何かプラスになることを探してみてください。
心身共に健康でいられるよう、運動を心がけましょう。MSではストレッチ、散歩、水泳、ヨガなどなどがすすめられています。歩けない、または立てないという方は、背筋を伸ばして、お腹と背中に力を入れた姿勢を維持して座るだけでも効果があります。 運動内容は障害の程度にもよるので、主治医と充分に話し合ってください。理学療法士に、効果的な運動法や、自分に合った運動プログラムを指導してもらうこともできます。 MSに過労は禁物なので、少量の運動を毎日、繰り返しておこなうことが大切です。体温が上がると症状がひどくなったり、別の症状が出てくることがあれば、運動時に体温が上がり過ぎないよう注意してください。
動物性脂肪が少なく、多価不飽和脂肪(植物油、青魚などに多い)の多い食事がMSに有効だという説がありますが、はっきりと証明されてはいません。欧米ですすめられている食事療法の多くは、ビタミンとミネラルをたくさん摂って栄養バランスを整えるようすすめています。野菜とフルーツをたくさん、肉類を少なめにする人が多いようです。便秘になりやすいので、食物繊維を多く摂ってください。
MSであることを職場や学校に伝えることで、体調を考慮してもらえるかもしれないものの、昇進に影響するかもしれません。伝えるか伝えないかは患者さんそれぞれの問題です。身体や認識に障害があると仕事にも影響してくるので、その場合は職場に伝えるほうが良いでしょう。MSによる症状や障害のために家事ができなくなった時は、分担を変えるなどして家族に手伝ってもらってください。
夫婦生活を制限する必要はありません。運動・感覚機能に障害がある場合は、ふたりに合った方法を見つけてください。大切なのは、思いやりの気持ちを持つことです。
針療法、ヨガ、指圧療法、睡眠療法、漢方薬、リラクゼーション、アロマテラピー、リフレクソロジー、マッサージなどがMSに有効であるとはっきり証明されたものはありません。しかし、これらの療法が効果的だと感じている患者さんもいます。
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