多発性硬化症(Multiple Sclerosis; MS)と視神経脊髄炎(Neuromyelitis Optica Spectrum Disorders; NMOSD)の情報を提供しています。
独立性を強く守るため製薬企業からは寄附をいただいていません。
大阪セミナー
関西医科大学総合医療センターでMS/NMOセミナーを開催しました。
9:40東京発ののぞみ219号で向かいました。12:13に新大阪に着いて、JRで大阪→京橋。そこから京阪で滝井に向かいました。
ふふふ。来た来た。通帳電車。
三井住友銀行〜。
セミナーの講師は近藤誉之先生です。最初に先生からMSとNMOの概要をお話いただいて、自己紹介の時に述べていただいた疑問にもお答えいただきました。
全体的に思ったのは、今日の方々がそうなのか関西の人がそうなのかわからないけれど、もしかしたら話好きな人が多い?!
というところで思い出したのですが、初めて奈良で少人数セミナーをした時、喧嘩してるのかと思ったシーンがありました。関西のスタッフに聞いたら、関西人独特の話し方だそう。
以来、関西に上陸する時はビクビクしている私。←ウソ
さて、近藤先生のお話の中では、フィンゴリモド(イムセラ®、ジレニア®)使用中の方へのメッセージが重要と思いました。使用中の注意点が2つあります。
1つはPML(進行性多巣性白質脳症:免疫が抑制された状態になると起こることがある重篤な脳の病気)を見張るため、できれば3ヶ月に1回くらいMRIを撮ってもらうこと。造影剤は使っても使わなくても良いそうです。
もう1つはリンパ球の数を観察するため採血してもらうこと。この2つです。
またフィンゴリモドが体内に入るとウイルスが居心地良くなってしまう可能性があるらしく、先生は子宮頸癌を心配しておられました。子宮頸癌の検査も必要なのかなと思いました。
後半の個別相談の時間には、京都大学大学院の濱谷美緒先生もご協力くださいました。
17人のご参加をいただきました(MS 8人 NMO 3人)。みなさま、近藤先生、濱谷先生、ありがとうございました。
2017.2.21
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