ナタリズマブ投与中にPML発症(国内1例目)|MSキャビン(多発性硬化症 視神経脊髄炎)

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薬について

ナタリズマブ投与中にPML発症(国内1例目)

日本国内で2016年、多発性硬化症(MS)の治療薬「ナタリズマブ(タイサブリ®)」投与中にPML(進行性多巣性白質脳症)を発症した報告がありました。報告によるとナタリズマブは1年9ヶ月、投与されていました。

 

PMLは日本人MSの70%が感染しているというJCウイルスによって起こる脱髄疾患です。ほとんどの感染者はPMLを発症しませんが、免疫が抑制された状態になると発症することがあります。死亡または重篤な後遺症を残す恐れがある病気です。確立した治療法はありません。症状が出る前に発見できれば神経障害を最小限にできます。

 

初期のPMLは症状を出さないことが多いですが、MRI画像所見はMSの再発と似ています。PMLは一度症状が出ると週単位で進行していくことが特徴です。症状に変化を感じたら早めに主治医に伝えてください。

 

ナタリズマブ投与中のPMLの発症の報告は、国内では1人目です。

2016.11.23

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