検査と診断|MSキャビン(多発性硬化症 視神経脊髄炎)

MS CABIN

多発性硬化症(Multiple Sclerosis; MS)と視神経脊髄炎(Neuromyelitis Optica Spectrum Disorder; NMOSD)の情報を提供しています。
独立性を強く守るため製薬企業からは寄附をいただいていません。

トップページ
MSのこと
すぐわかるMS
MSのあらまし
MSの治療薬
インターフェロン・ベータ1a(アポネックス)
インターフェロン・ベータ1b(ベタフェロン)
グラチマー酢酸塩(コパキソン)
フィンゴリモド(イムセラ、ジレニア)
ナタリズマブ(タイサブリ)
フマル酸ジメチル(テクフィデラ)
MSの専門医が答えるQ and A
NMOSDのこと
すぐわかるNMO
NMOSDのあらまし
NMOSDの専門医が答えるQ and A
お知らせ
ニュース
セミナー・講演会
発行物のご案内
薬について
インフォメーション
団体概要
利用注意事項
個人情報の取扱い
リンク集
患者会
お問い合わせ
ブログ
中田郷子のブログ
近藤誉之のブログ
マダミーのブログ
ご寄付について
ms cabin twitter
QRコード

携帯サイトはQRコード、または
https://www.mscabin.org/
でアクセスできます。

SSL GMOグローバルサインのサイトシール

トップページ > MSのあらまし > 検査と診断

MSのあらまし

- 検査と診断

はじめに | MSとは | 病気の起こり方 | どのような人に多いか | 症状 | 検査と診断 | 経過 | 治療 | 研究 | 日常生活でできること | 再発が疑われる時 | 代替・補完療法 | 社会資源 | 妊娠

神経内科の診察と「MRI」「髄液」「誘発電位」11

 

MSの診断は、医師による診察や「MRI検査」「髄液検査」「誘発電位検査」の検査結果を総合的に判断しておこなわれます。「この検査が陽性だったらMS」といったような、単独でMSを確定診断できる検査はありません。また症状を診ただけでMSを診断することもできません。

 

最もよく使われているMSの診断基準は2011年に発表されたマクドナルドの診断基準です。この診断基準はMRIに重点を置いているのが特徴で、MSが早期に診断されるようになっています。日本では難病の医療費助成のための独自の診断基準がありますが、この診断基準もマクドナルドの診断基準に準じたものになっています。

 

しかしMSの診断は時に難しく、しばらく経過をみて初めて診断できるなど、時間がかかることもあります。

 

病巣の大きさや分布がわかるMRI検査

ms5a

 

MRIはMSで最もよくおこなわれる検査です。病巣の大きさや分布がよくわかります。病巣は「T2強調画像」という撮り方で白く写ります。

 

MRIは精度が高い検査なので、活動中の病巣だけではなく、なごりとなっている過去の病巣も写し出します。そこで、今の病巣を区別するために造影剤を使います。造影剤を注射して検査すると、その時点で活動している病巣が濃くなって写ります。

 

MRIはとても重要な検査ですが、全ての病巣を写し出せるわけではありません。また、症状とMRIの病巣が一致しないこともあります。

 

脳脊髄内の炎症がわかる髄液検査

 

ms5b

 脳と脊髄の周りには「脳脊髄液」が流れています。これを採取して調べるのが髄液検査です。

 

髄液は、腰椎穿刺(ようついせんしと読み、ルンバールともいいます)という方法で、背中から背骨の間に針を刺して抜き取ります。針を刺す間はじっとしている必要があり、終わった後も数時間、安静にしていてください。

 

MSではリンパ球や抗体(免疫グロブリンG; IgG)が増加することが多いです。これは脳脊髄内で炎症が起きていることを示しています。「オリゴクローナルIgGバンド(OB)」が陽性だと、MSの診断がより確実になります。「ミエリン塩基性(えんきせい)タンパク(MBP)」が増えることもあります。

 

神経の伝わり具合がわかる誘発電位検査

 

体に与えられた刺激が、どのくらいのスピードとどのくらいの強さで脳脊髄を伝わるかを調べる検査です。頭に小さな電極を付けて脳波を観察します。誘発電位検査には、次の3種類があります。

 

・視覚誘発電位(VEP):白黒が反転するテレビ画面、または点滅する光を見つめます。視神経の病巣を調べるのに有効です。

 

・体性感覚誘発電位(SEP):特定の刺激を手足に受けます。脊髄から脳に感覚が伝わるまでの経路にある病巣を調べるのに有効です。

 

・聴性脳幹反応(ABR):特定の音を聞きます。脳幹の病巣を調べるのに有効です。

 

 



tori専門分野は「神経免疫」

 

診療科で言うとMSは「神経内科」に分類されます。神経内科の中にも認知症や脳血管障害などいくつかの専門分野がありますが、MSの専門分野は「神経免疫」です。

 


認定特定非営利活動法人MSキャビン

本サイトは、eヘルス倫理コード2.0基準による
JIMAトラストマーク付与の認定を受けています。

トップへ

Copyright (C) MS Cabin All Rights reserved.