日常生活でできること|MSキャビン(多発性硬化症 視神経脊髄炎)

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MSのあらまし

- 日常生活でできること

はじめに | MSとは | 病気の起こり方 | どのような人に多いか | 症状 | 検査と診断 | 経過 | 治療 | 研究 | 日常生活でできること | 再発が疑われる時 | 代替・補完療法 | 社会資源 | 妊娠 | 小児MS

再発のきっかけとなるものに注意

 

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MSの再発のきっかけとして、感染症、過労、精神的ストレス、皮膚が赤くなるような過度の日焼け、喫煙、出産などが挙げられています。疲れがたまったらできるだけ休息を取るようにしてください。症状のせいで充分な睡眠がとれないような場合は、症状をやわらげられないか主治医とご相談ください。また風邪をひかないように、特に冬場は手洗いとうがいを心がけてください。

 

また喫煙はMSを悪化させることが知られています。禁煙してください。

 

体力・筋力を落とさないために運動を

 

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MSでは運動に制限はありません。体力・筋力を落とさないために、そして健康維持のためにも運動がすすめられています。ウォーキング、水泳、ヨガなどがおすすめです。 

 

歩けないまたは立てないという場合は、イスに座って背筋を伸ばし、両足の裏をピッタリ床に付け、その姿勢を維持するだけでも効果があります。

 

運動の内容は病状の程度にもよるので、主治医と話し合ってください。理学療法士に効果的な運動プログラムを教えてもらうこともできます。疲れがたまらないよう、少量の運動を毎日繰り返して続けることが大切です。

 

体温が上がると一時的に症状が悪くなるウートフ現象がある場合は、ご自身の具合を観察し、それに合った運動を心がけてください。速やかに体温を下げられるよう、冷たい飲み物や冷却グッズを用意しておくことをおすすめします。

 

適度に日光に当たろう

 

22外で運動をすると日焼けが気になるところで、それが再発につながるのではないかと心配している人がいます。しかしMSでは適度に日光に当たることがすすめられています。MSを起こしやすい要因のひとつに「日光に当たる時間が少ないこと」が挙げられているからです。

 

日常生活の中で適度に日光に当たることを心がけてください。紫外線は乱反射するので、日光に直接当たらなくても、窓を開けるだけ、あるいは外で日陰にいるだけでも違います。

 

バランスの良い食生活を

 

MSでは食べ物に制限はありません。欧米ではMSの食事療法がいくつか提唱されていますが、日本はもともと食文化が違っていることもあり、国内では療法としての食事は特にすすめられていません。

 

一方でMSは日本でも年々増えてきています。その理由として、生活のスタイルが欧米化したことによって衛生環境が良くなったから、そして食生活も変化したからだという説があります。また、塩分をとり過ぎるとMSに良くないという研究や、MSの人は思春期に太っていた人が多い、などの報告もあります。

 

塩分のとり過ぎや肥満は、MSに限らず健康全般の面で良くありません。ジャンクフードの食べ過ぎにも注意し、MSではない人と同じように、健康維持のためのバランスの良い食事を意識してください。

 

飲酒は問題ありません。飲酒している人のほうがMSを発症しにくいことを報告した調査もあります。健康を害さない程度に楽しんでください。

 

喫煙は病気を悪化させる

 

喫煙はMS発症のリスクを上げるだけではなく、MSの診断後であっても病気を悪化させる報告が相次いでいます。MSの人は禁煙してください。受動喫煙も同様です。ご家族も禁煙してください。

 

個人差が大きいMSでは就労も人それぞれ

 

MSは症状の出方も経過も個人差が大きく、どのような仕事ができるのかは人それぞれです。実際、就労しているMSの人の職種はいろいろです。MSの発症前と同じように仕事をしている人もいれば、転職した人、辞めた人もいます。フルタイムで働いている人もいればアルバイトの人もいます。

 

障害が残り、それが半年程度続いていれば障害者手帳を取得できるかもしれません。障害者手帳があれば障害者枠で就職できる可能性があり、また、障害者のための就労支援も利用できるようになります。

 

一方、いつでも働けるような体力・精神力作りや、就職に有利な資格の勉強をしたりなどの準備も必要です。

 

職場にはできることとできないことを明確に

 

25職場に病名を伝えることについては、賛否両論あります。伝えることで会社に内緒にしているといった不安がなくなり、安心して仕事に励めます。病状への配慮も得やすくなります。しかし伝えることで、大事な仕事が任されなくなるかもしれません。昇進に影響することもあるかもしれません。

 

仕事に影響を与えかねない症状が問題になっている場合は、病気のことをしっかり説明しておいたほうが良いかもしれません。できることとできないことを具体的に書き出して説明してください。

 

夫婦生活に制限なし

 

MSでは夫婦生活に制限はありません。

 

男性の性機能に障害がある場合は、シルデナフィルクエン酸塩(バイアグラ®)、バルデナフィル塩酸塩水和物(レビトラ®)、タダラフィル(シアリス®)が使われます。自費になりますが、使用については主治医と充分に相談してください。

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