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MSのあらまし

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「妊娠・出産に問題なし」で見解一致ms13

 

MSが直接の原因で子供ができにくくなったり、出産に悪影響を及ぼしたりすることはありません。流産、死産、奇形発生、分娩時の合併症のリスクが高まっている事実もありません。

 

今は「MSを理由に妊娠をあきらめるべきではない」という見解で一致しています。実際に多くのMSの人が子供を産み、子育てに励んでいます。

 

まわりからのサポートを準備

 

妊娠中はMSが安定する傾向にありますが、産後3~6ヶ月間は再発しやすくなります。特に産後3ヶ月に再発が多く、20〜40%がこの時期に再発しているといわれています。ただ残り60%〜80%は再発していないことも気に留めたいところです。

 

産後に再発しやすくなる理由は、ホルモンのバランスが変わることや育児への不安、過労、睡眠不足、ストレスなどが考えられます。特に産後はまわりから充分なサポートが得られるように準備しておいてください。

 

妊娠希望の場合は主治医に相談を

 

妊婦に対する安全性が100%証明されている薬はありません。薬を使用している場合は主治医と相談してください。これまでの経過と現在の状態を考慮したうえで、妊娠を予定しているのであれば使用しないほうが良い薬、安全性が高い薬などを考えてくれます。

 

MSの再発予防薬の中で、フィンゴリモド(イムセラ®、ジレニア®)は胎盤を通過しやすく、動物実験で認められた重い先天性奇形がヒトでも認められています。服用中は避妊を徹底してください。薬が体内に残る期間は最長で2ヶ月間です。服用中だけではなく、治療を止めても最低2ヶ月は避妊してください。

 

男性がMSの場合

 

男性がMSの場合も、MSが直接の原因で子供ができにくくなったり、出産に悪影響を及ぼしたりすることはありません。MSで使われる薬の中では、男性側にリスクを及ぼすといわれているものはありません。

 

ただしアザチオプリン(イムラン®、アザニン®)に関しては、動物実験において胎児に影響を及ぼす可能性が示唆されており、添付文書に「可能な限り、投与期間中はパートナーの妊娠を避けさせることが望ましい」と書かれています。

 

 

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