抗MOG抗体関連疾患|MSキャビン(多発性硬化症 視神経脊髄炎)

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NMOSDのあらまし

- 抗MOG抗体関連疾患

はじめに | NMOSDとは | 病気の起こり方 | どのような人に多いか | 症状 | 検査と診断 | 抗MOG抗体関連疾患 | 経過 | 治療 | 研究 | 日常生活でできること | 再発が疑われる時 | 代替・補完療法 | 社会資源 | 妊娠

MOGとは

 

最近の研究で、「臨床症状からするとNMOSDのようだが抗AQP4抗体は陰性」といった人の一部で、血液中の「こうMOGもぐ抗体こうたい」が陽性になることがわかってきています。

 

MOGもぐというのは、中枢神経系の神経線維せんいを覆う「ミエリン」を構成する成分のひとつです。日本語名は「ミエリンオリゴデンドロサイト糖タンパク」といいます。このMOGを攻撃してしまうのが抗MOG抗体です。

 

抗MOG抗体が陽性の人の特徴

 

東北大学の研究によると、この抗体が陽性の人の特徴は現在のところ、次の通りです。

 

  • 抗AQP4抗体は陰性
  • 発症年齢は5~10歳と30~35歳に2つのピーク
  • 男女差はない
  • 視神経炎の頻度が高く眼痛を伴う
  • 脊髄炎は感覚障害が主体
  • 排尿障害の頻度が高い
  • 髄膜脳炎ずいまくのうえんによるけいれんを起こすことがある
  • 小児のADEMあでむ(特に再発性)で陽性頻度が高い
  • 予後は比較的良い
  • 急性増悪ぞうあく期のステロイドパルス療法がよく効く など

 

この病態は「抗MOG抗体関連疾患」と呼ばれることがあり、まだ研究中ではあるものの、NMOSDとは違う病気として認識されつつあります。また抗MOG抗体は測定する施設や方法で結果が大きく異なるので注意が必要です。

 

東北大学では無償で抗MOG抗体を測定しています。 →「抗MOG抗体測定」へ

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