お知らせ

ウェブフォーラム2024(12/9更新)

12/09更新 …「アーカイブ配信」を追加
12/06 更新 …「視聴の仕方」「演者のご紹介」を追加
11/01 更新 …「座談会の内容」を追加
10/31 公開

おかげさまで2024年のフォーラムも無事に開催できました。先生方の貴重なお話の数々。「3疾患の今」を学べたかと思います。

チャット欄でも楽しくやりとりさせていただきました。

多くのご視聴をいただきありがとうございました!!

アーカイブ配信

こちらでノーカット版を配信しています。これから少しずつ編集して再配信していきますが、これはこれで残しておきます。
視神経脊髄炎
MOG抗体関連疾患
多発性硬化症

MOGADのみ公開の場の話として気になる箇所があり、該当部分をカットして再配信しています。そのためチャット欄が消えていることをご了承ください。

プログラム

  • 開催日:2024年12月8日(日)
  • 10:05〜11:45 視神経脊髄炎
    12:00〜13:45 MOG抗体関連疾患
    14:00〜16:00 多発性硬化症
    ※開催数分前からライブ配信画面を出します。
  • 主催:特定非営利活動法人MSキャビン
  • 配信:MSキャビン公式YouTubeチャンネル

視聴の仕方

MSキャビン公式YouTubeチャンネルから生配信します。お申し込み不要です。
MSキャビン公式YouTubeチャンネル

開催数分前にライブ画面を出しますが、

「☆テスト☆」と表示されている所が該当のセッション名になっていることをご確認ください。

時間になってもセッション名が表示されなかったら、ブラウザをリロード(再読み込み)してください。
※MOGADとMSは、前のセッションのライブ配信画面が表示されたままの可能性があるので何度かリロードしてください。そのうち出てきます。

セッションの構成

今年は3疾患ともこのような構成にしました。
①病気の全体をつかむ
②特に抑えておきたいテーマ
③現時点の考え方を座談会で意見交換

専門家間でもいくつかの考え方があることをお伝えできるかと思います。

演者のご紹介

第1部「視神経脊髄炎」

  • 司会 – 中島一郎先生(東北医科薬科大学)
    予防治療の選択が難しくなってきたNMOSD。いくつかの考えが示されそうな座談会も、うまくまとめてくださると思います!
  • 大橋高志先生(鎌ケ谷総合病院)
    NMOSDはどんな病気かをお話しいただきます!先生のお話はとっても分かりやすく、特にビギナーさん必見。ベテランさんも改めて基本を振り返られそうです!
  • 富沢雄二先生(順天堂大学)
    予防治療についてお話しいただきます。免疫抑制薬、生物学的製剤、ステロイドなど整理してお話し下さると思います!ここを抑えておけば後半の座談会が理解しやすくなるはず。
  • 深浦彦彰先生(埼玉医科大学総合医療センター)
    痛みやしびれ、つっぱりなど困っている症状に対して、どう向き合いどう対処すればいいか、お話し下さると思います!

第2部「MOG抗体関連疾患」

  • 司会 – 横山和正先生(東静脳神経センター)
    MOGADにおいては「予防治療をするかどうか」「するなら何をどの量で」というあたり難しいですよね。座談会で交わされるご意見を適切にまとめてくださると思います!
  • 新野正明先生(北海道医療センター)
    MOGADの概要をお話しいただきます。先生のMOGADのご講義は新鮮!当日はご欠席のため、事前収録の動画を流します。
  • 竹内英之先生(国際医療福祉大学)
    去年発表された診断基準。強陽性、弱陽性、髄液のみ、、、こんがらがりそうな難しい話を分かりやすくご解説くださると思います!
  • 越智博文先生(愛媛大学)
    「急性期の治療」「予防治療」「どんな人に治療するかなど、その後の座談会につながるお話をいただけると思います!

第3部「多発性硬化症」

  • 司会 – 近藤誉之先生(関西医科大学総合医療センター)
    「薬の切り替え」「進行はどう治療する」「高齢になったら治療は?」などいろんな話が出そうですがうまくまとめてくださると思います。たぶん。
  • 宮本勝一先生(和歌山県立医科大学)
    MSの概要をお話しいただきます。この後の話の理解のためにもここはきっちり抑えておきたいところ。
  • 宮﨑雄生先生(北海道医療センター)
    予防治療の「考え方」という所がポイント。先生の治療の考え方を20分たっぷりお聞きできそうです!それに伴う議論は最後の座談会で。
  • 三須建郎先生(東北大学)
    MSの進行はとっても難しいところ。「気付かないうちに悪くなっていた」ということがないよう進行を捉えるポイントを知っておきたいです!

ご講演内容

[視神経脊髄炎]
まず、病気の概要を大橋先生から分かりやすくご解説いただきます。
そして気になるのはやはり予防治療ですよね。このあたり富沢先生に全体像をお話しいただきます。残された症状の緩和については深浦先生から。いくつかの方法があることが理解できるかと思います。NMOSDの治療の選択肢とその考え方が理解できそうです。

[MOG抗体関連疾患]
病気の概要は新野先生から。当日はご欠席なので事前収録動画を流します。
そして竹内先生から、去年発表された診断基準をもとに実際どのように診断していくかをお話しいただきます。どのような人にどのような予防治療をするかは、越智先生にご解説いただきます。MOGADの個人差や現状での治療内容が理解できそうです。

[多発性硬化症]
病気の概要は宮本先生から。マラソンの雑談もあるかも?
そして宮﨑先生から、予防治療のトレンドな考え方をお話しいただきます。MSはいかに進行させないことが大きな治療目標になりますが、そもそも進行とはどのような状態かを三須先生にご解説いただきます。治療の考え方が時代と共に変化してきたMSですが、今の治療方針が理解できそうです。

MSキャビンは製薬企業からの資金提供や公金を受けずに活動しています。事前のスライドチェックもしておらず、演者の先生は何のしがらみもなくご自由にお話くださいます。それぞれの先生のお考えをそのままお聴きいただけるかと思います!

ご質問はYouTubeのチャット欄に入れてください。みんなで共有できそうな質問を中田がピックアップします。

座談会の内容

キャビンの座談会はいつも台本がありません。
台本があると生のお話っぽくなくなってしまうからです。対面の講演会でも何でも、興味深いお話は開始前や終了後の雑談にあると思っていて、なので台本は作らず、打ち合わせもしません。

先生方はぶつけ本番になりますが、そこは最高の先生方なので、全体を配慮しながら言いたいことを述べてくださいます。いつもそう。

とはいえ何もないと時間配分が難しくなるので、ざっくりした内容は箇条書きにしています。

たとえば去年の視神経脊髄炎は下記を共有。

◉NMOSD座談会「治療選択の際に考慮する要素」
新野先生(司会)、大橋先生、近藤先生
・効果の観点から
・副作用、長期安全性の観点から
・利便性の観点から
・年齢の考慮
・薬価の問題
↓編集した動画はこちら↓
「治療選択の際に考慮する要素」(ウェブフォーラム2023・視神経脊髄炎・MOG抗体関連疾患)

◉MS座談会
「再発予防・進行抑制治療の効果をどう評価するか」
越智先生(司会)、深浦先生、宮本先生
・日常臨床で実際にどのような検査・評価をしているのか
・患者にどんなことを聞いているのか
・どのような場合に効果不十分と判断するのか
・薬剤切り替えの場合の注意点
↓編集した動画はこちら↓
「再発予防・進行抑制治療の評価(ウェブフォーラム2023・多発性硬化症)」

今年はどんな座談会になるか、楽しみにしています!