お知らせ

セミナー報告(7/7東京NMOSD)

東京都荒川区にて2024年7月7日(日)、視神経脊髄炎のセミナーを開催しました。

  • 参加人数:24人(18世帯)… 患者17人、家族7人
  • 募金:12,000円
  • ご寄付:切手 4,794円分、ハガキ950円分

最初に大橋先生から「視神経脊髄炎のあらましと治療」のお話をいただきました。NMOSDはどのように起こるか、症状の特徴、検査、治療の概要のお話をいただいた後、いったん休憩を挟みました。

後半は予防治療のお話がメインです。診療ガイドライン2023を元に、海外の状況もご紹介いただきながら、先生の私見も述べられました。

その後は個別相談の時間です。質問の順番を待つ間は3グループに分かれて参加者同士でお話ししました。(班分けの設営のお手伝いをありがとうございます!)

私は全てのグループに順番にお邪魔しました。特に生物学的製剤への考え方や使用状況が知りたかったので、そのあたりをお聞きしていきました。

生物学的製剤の話を一切されていない人、この先ずっとプレドニンを使いますと断言されている人、生物学的製剤が適正に使用されているとはいえない人など、多くの課題が伺えました。考えさせられることが想像以上に多かったです。

全体として「プレドニンや免疫抑制薬で予防できている。副作用はそれなりに出ているが許容できなくはない。生物学的製剤に切り替えるべきか?」が、難しい課題だなと思いました。

「自分においてはどうなのか」「他の人はどうなのか」を深めていける機会が必要だなと思いました。

ご参加くださった方々、大橋先生、ありがとうございました!

そしてたくさんのご寄付をいただきました。重ねてお礼申し上げます。
(報告:中田)