お知らせ

コロナ感染が疑われる場合・感染した場合(8/27更新)

[2022年8月27日現在]
新型コロナウイルス感染症の第7波。感染が急速に拡大していて、多発性硬化症(MS)、視神経脊髄炎(NMOSD)、MOG抗体関連疾患(MOGAD)においても、患者さんご自身が感染したという話が増えてきました。

コロナ感染が疑われる場合や感染した場合は、自治体の指示に従ってください。

この記事では、コロナ禍における、3疾患の患者さんへの注意点やよくある質問をまとめています。

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3疾患の治療は継続

感染が疑われる場合も感染した場合も、3疾患で使っている薬は継続してください。自己判断で減らしたりやめたりすると3疾患が悪化する恐れがあります。ただ、薬によっては投与を延期せざるを得ないことがあります。下記をご覧ください。

そのまま継続(MS)
ベタフェロン、アボネックス、コパキソン、テクフィデラ、イムセラ・ジレニア、メーゼント、ケシンプタ(自己注射の場合)

そのまま継続(NMOSD)
ステロイド薬、免疫抑制薬、エンスプリング(自己注射の場合)

そのまま継続(MOGAD)
ステロイド薬、免疫抑制薬

延期の可能性(MS)
濃厚接触の場合も含めて自宅療養期間が終了するまでは受診できないため、タイサブリとケシンプタ(自己注射ではない場合)は延期になることがあります。主治医に連絡してください。

延期の可能性(NMOSD)
濃厚接触の場合も含めて自宅療養期間が終了するまでは受診できないため、エンスプリング(自己注射ではない場合)、ソリリス、ユプリズナ、リツキサンは延期になることがあります。主治医に連絡してください。

コロナで入院した場合、その入院の間はエンスプリング、ソリリス、ユプリズナは使えないことがあります。主治医にご相談するようにしてください。

よくある質問

感染したら病気が再発しますか?

3疾患とも、病気の発症・再発のきっかけに「感染症」が挙げられています。新型コロナウイルスも感染症なので、感染することで病気が再発する可能性はあります。
新型コロナウイルス感染症(MS)
新型コロナウイルス感染症(NMOSD)
新型コロナウイルス感染症(MOGAD)
感染したら必ず病気が再発するというわけではありませんが、コロナが治った後もしばらく、できるだけ無理をしないでゆっくり過ごすようにしてください。

いつも診てもらっている脳神経内科は受診できますか?

感染が疑われる場合も感染した場合も、いつも受診している医療機関に行ったとしても、まずは発熱外来や救急外来を受診するように案内されます。よって、隔離が解除されるまで脳神経内科は受診できなくなります。
見捨てられたような気持ちになるかもしれませんが、コロナ感染が疑われる以上、他の患者さんへの感染リスクがあります。仕方がないこととして受け止めるようにしましょう。

神経症状に変化があったらどうしたらよいですか?

発熱によるウートフ現象の可能性もありますので、まずは体温を下げてください。それでも改善しなければ主治医に連絡して指示を仰いでください。
「ウートフ現象」とは

市販の薬を飲んでも構いませんか?

構いません。