【多発性硬化症と認知機能障害】専門医が解説
公開:2026/04/18|視聴:12分

多発性硬化症(MS)では認知機能に関する変化がみられることがあり、報告では4〜7割の方に認められるとされています。
この動画では、こうした変化が早い段階からみられることもあることや、SDMTなどの評価方法、さらに治療による変化の可能性について解説しています。
こんな方に向いています
内容解説
近藤先生は、MSでみられる認知機能の変化の特徴として、情報処理速度の低下が関係することが多いと話しています。
「物忘れ」と感じられる場合も、アルツハイマー型認知症とは異なり、処理に時間がかかることが影響していると考えられています。
報告では、RIS(MSの可能性がある段階)で20〜25%、再発寛解型で30〜45%、二次性進行型で50〜75%とされています。
また、早い段階からこうした変化がみられることもあり、必ずしも身体の症状と同じように進むとは限らないと説明されています。
評価については、日本では短時間で実施できるSDMT(90秒で行う記号と数字の変換テスト)が広く用いられています。
さらに、一部の疾患修飾薬によって変化がみられることや、認知リハビリが役立つ場合もあるとされています。
最後に、患者さんご自身の感じている変化や日常生活の様子を丁寧に聞き取ることが大切であると説明しています。
主なトピック
出演
近藤誉之先生(関西医科大学総合医療センター脳神経内科)
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MSと認知機能障害 | 日常生活での対策
公開:2026/04/04|視聴:12分半

多発性硬化症(MS)では、身体的な症状だけでなく、認知機能障害も気になる症状です。
本動画では、言語聴覚士の近藤先生がMS患者さんが直面しやすい認知機能の低下について詳しく解説しています。
情報処理速度の低下や注意障害・記憶障害などの症状が日常生活に与える影響と、早期に気づくためのサイン、具体的な対処法やリハビリテーションについて紹介しています。
こんな方に向いています
内容解説
多発性硬化症(MS)では、身体だけでなく認知機能に影響が出ることがあります。
会話の返事が遅くなったり、同時にいくつもの作業が難しくなったりと、日常生活の中で気づくことも少なくありません。
この動画では、こうした変化のサインとともに、
メモやToDoリストの活用、作業を1つずつ進める工夫など、日常で取り入れやすい対処法を紹介しています。
また、生活習慣の見直しやリハビリテーションの考え方、主治医に相談する際のポイントについても解説しています。
「もしかして?」と感じたときのヒントとして、参考にしていただければ幸いです。
主なトピック
出演
近藤郁空先生(言語聴覚士)
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MSの進行・経過の新しい見方を3人の専門医が解説(後編)
公開:2026/03/28|視聴:11分半

多発性硬化症(MS)の経過や進行は、どのように評価されているのでしょうか。近年MSでは、再発だけでなく、再発とは関係なくゆっくり進行する変化(PIRA:Progression Independent of Relapse Activity)が注目されています。
従来のEDSSによる評価に加え、歩行速度や手の細かい動きを含めたEDSS-Plus、さらにSDMTなどを用いた認知機能の評価により、より早い段階で変化を捉えることが可能になってきました。
本動画では、専門医による座談会の内容をもとに、MSの進行の捉え方、日常生活での変化の見つけ方、そして患者さんご自身ができる対策について、解説しています。
こんな方に向いています
※専門的な内容が多く含まれます。
内容解説
多発性硬化症(MS)の進行は、これまで主に再発の有無で捉えられてきましたが、現在では再発とは関係なく、「くすぶり(PIRA、SAW)」と呼ばれる病態にも注目が集まっています。
今回の座談会では、MSの経過を「歩行」「手の動き」「認知機能」の3つの視点から評価する重要性が紹介されました。
さらに、日常生活の中での「いつも通りできているか」という問いかけが重要です 。駅までの歩行時間や、仕事・家事の段取りなど、「病気とは関係ないかも」と思うような小さな変化が、実は進行のサインである場合もあります 。
進行を遅らせるためには、早期からの適切な治療継続が最も重要です。動画内では、ケシンプタ®やタイサブリ®などの高効力な治療(High-efficacy treatment)による進行抑制やくすぶりへの影響についても触れています。
加えて、無理のない運動やリハビリ、禁煙、バランスの良い食事など、日々の生活の工夫も大切です。
小さな変化に気づいたときには、遠慮せず主治医に相談することが、適切な評価や治療につながります。
主なトピック
出演
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MSの進行・経過の新しい見方を3人の専門医が解説(前編)
公開:2026/03/21|視聴:12分半

多発性硬化症(MS)は近年、再発がなくてもゆっくり悪化することがあると考えられるようになってきています。
この「再発とは関係ない悪化」は、「PIRA」「SAW」といった概念で説明されています。
今回の動画では、その新しい概念「PIRA」と「SAW」、そして「RAW」について、3人の専門医が座談会形式で解説しています。
今のMSの経過の考え方が理解できる内容です。
こんな方に向いています
※専門的な内容が多く含まれます。
内容解説
MS進行の新しい3つの概念
MSはこれまで、「再発と寛解を繰り返した後、徐々に二次進行型に移行していく」と考えられてきました。しかし最近の研究では、この見方が変わり、次の概念が注目されています。
特にSAWとPIRAは目に見えにくい「隠れた進行」として重要視されており、MRIや症状だけでは捉えにくい部分だと説明されています。
治療目標の進化(NEDAからNEIDA・NESDAへ)
治療の目標も進化しています。以前は「NEDA(ニーダ)」(疾患活動性を示す証拠がない)を目指していましたが、今後は次を目標にする考え方が広がっています。
先生方は、急性炎症と慢性炎症では関わる細胞が違うことや、将来的には血液バイオマーカーや新しいMRI技術で、より正確に進行を評価できるようになると話しています。
患者さん自身も、日々の小さな変化に気づき、主治医の先生とコミュニケーションを取ることが大切だと強調しています。
主なトピック
出演
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座談会「これからの多発性硬化症治療」
公開:2025/08/16|視聴:17分

2000年以降、新しい治療法が少しずつ登場してきている多発性硬化症(MS)。その展望を4人の専門医が座談会形式で語り合いました。実際の診療経験に基づく具体的な意見が交わされています。
こんな方に向いています
内容解説
この動画は「ウェブフォーラム2024」の座談会を17分に編集したものです。薬の選び方、妊娠にあたってどのような薬を提示しているか、非典型MSへの工夫、治療を続けても進行していく場合はどうしているかなど、臨床現場の視点から議論しています。専門医それぞれの見解が交わされ、考えが分かれる点も含めて、患者さん一人ひとりに合わせて治療を熟考していることが伝わります。
主なトピック
出演
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