MSキャビンの最近の活動などをお届けします。
バナナチップスPlus139号ほぼ完成
MS・NMOSD・MOGADの情報誌バナナチップスPlus。
全体テーマは「病気のマネジメント」です。
ほぼできあがって、現在編集委員の最終チェック中です。
あさって月曜日に入稿、27日発送、オンライン版は28日公開予定です。

生成AI利用状況開示
AIの利用が広まるにつれて、一つ一つの情報の信頼性がもっと求められる時代です。
今月から、ホームページとSNS(X記事)の医療記事末尾に生成AI利用状況を記載することにしました。
バナナチップスにもこのような形で書くことにしました。

AIに対する感じ方は人それぞれだと思いますが、キャビンでは「必要な人に正確な情報を早く届ける手段」として活用しています。
どのように使ったかをオープンにして、最終的な判断はユーザーさんに委ねる。
この考え方は医療監修にも少し似ているかもしれません。
情報があふれる時代だからこそ、透明性を大切にしていきます。
というわけで今後の新記事はこれを入れていきます。
過去記事もAI利用したものがあれば入れていきます。
AIを使った具体的な制作の流れ
AIを使ってどんなふうに記事書いてるんだろう?という人もいるかもしれないので、具体的にご紹介します。
まず、AIは便利ですが、ぜんぶ任せられるわけではなく、人の確認が必須です。
そして、何をどう使っているかは記事によります。
たとえば4/4に公開したMOGADの記事。
→MOGAD(MOG抗体関連疾患)とは?
これは難易度がかなり高く、4つのAIを使いました。
①まず総説をまとめます(約30分)。
ChatGPT Deep Reserchで世界中のMOGAD情報から、総説をまとめました。
約27分でPDF9ページが出力されました。気になる点もありましたが、この時点ではいったん保留しました。
②これを一般向け記事にしていきます(約25分)。
ClaudeにそのPDFを読み込ませ、MOGAD患者さんから普段聞いている声を軸にした記事構成を検討しながら、全体の構造を整理していきます。
骨組みができたらドラフト。約20分で出力されました。
③ここからは人間(私)がメインです(約2日)。
一番時間がかかる部分です。ドラフトの内容に間違いがないか、一般向けの表現は適切か、日本の現状とズレはないか、伝えたいことは抜けていないかなど、慎重に修正していきます。
また、論文解釈は妥当か、反証はないか、直近で情報が変わっていないか、ここはGrokで徹底的に調べます。わからないことを「わからない」、見つけられないものを「見つけられない」とすぐにはっきり言うタイプのAIだと思います。
④次はGoogle対策です(約1時間)
検索エンジンが見つけやすくなるように、文章を調整します。
ここはGeminiを使いました。
検索を意識しすぎるあまり、人間がわかりにくくならないような配慮が必要です。
⑤そして初稿の仕上げです(約2時間)
ChatGPTに戻って、気になる言い回しを丁寧に確認しながら、記事全体の温度を調整していきます。
これで初稿できあがり。
⑥最後は医療監修です(数日)。
11人の専門家の医療監修で、ここもかなり時間がかかります。
当然といえば当然ですが、だいぶ赤が入りました。
それでも、この規模の記事としては多すぎるという感じではありませんでした。
並行してイラスト(数日)。
記事をChatGPTとGeminiに見せて、それぞれで病態イラスト案を出力。
それを専属イラストレーターに見せて相談しながら、病態イラストを描いてもらいました。
ここにも医療監修が入り、何度か描き直しとなりました。
このような流れで、この記事は1週間ほどで完成しました。
AIの補助がなかったら、たたき台となる原案もなく、検索続きでへとへとで何週間もかかっていたレベルの記事です。
→MOGAD(MOG抗体関連疾患)とは?
※一連に個人情報は一切入れていません。
なぜAIを分けるの?
1つのAIでもできなくはなさそうですが、いくつかAIを使ってると、それぞれの個性というか特徴というか、
とにかく1つだけだと、そのAIに偏るように感じるからです。
今回のような長い記事は特に。
最初はAIの違いがよく分からなくて、
それぞれをよく知ろうと、気軽なレシピを頼んでみたのが料理バトルにつながっていき…
3月の結果はこうなりました。



今月は冷蔵庫余り物バトルにするつもりが、
諸事情で賞味期限が近い「スゴイダイズ」が48本回ってきたため、急遽ダイズバトルに変更しました(笑)

もうバトルやめてもいいんですが、
これのおかげで料理がたのしくなってるから、もう少し続けます。
(このブログは文章の推敲でChatGPT使ってます)
















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