

▶冊子版もくじ→「情報誌バナナチップスPlus134号」 ▷冊子版お申し込み→「お申込み」 冊子版の発送は1/31(金) ▶電子版→「バナナチップスPlusオンライン」 ▷電子版お申し込み→「バナナチップスPlusオンライン・新規お申し込み」 電子版134号は2/1(土)午後公開予定 |
今月号は見どころとして「特集」「日常生活のおはなし」「海外ニュース」「寄稿」をピックアップしました。
特集「3疾患の基礎知識」

視神経脊髄炎が多発性硬化症から分かれたあたりから、情報がだんだん難しくなっている気がしています。そして最近MOG抗体関連疾患が分かってきて、非典型なになに、という言葉も出てきて、治療選択肢も増えて、何が何だか分からなくなってきている人もいるのではないでしょうか。
そこでここでいったん基本に立ち返ってみようと考えました。「まず大事なこと5つ」「病気の起こり方」「症状」「経過」「受診・検査」「再発かなと思った時」「治療」に分けてシンプルに解説しました。
日常生活のおはなし「日常生活に制限なし」

特集記事をシンプルにまとめると、どうしても伝え足りないことが出てきます。中でも日常生活の過ごし方に関しては「制限はないけど、ちょっと気にしておいた方がいいこと」があって、それを特集に入れると長くなってしまいます。
ということで特集で取り上げた「食事」「運動」「日光」はこのコーナーに持ってきて詳しく解説しました。このうち日光は編集委員の中でも結構意見があって、結果的にはっきりしないまとめ方になったかもしれません。
日光に関してはたびたび取り上げていくのがいいかなと思っています。
海外ニュース

海外ニュースと言いながら国内のニュースが2つあるのですが、そこは突っ込まないでください(笑)。
今回もAIを使いながらまとめました。とても便利になりました。ですがAIはやっぱり機械的なので、内容によっては日本国内での背景の説明が必要だったり、AIの翻訳通りにすると難解だったり、ニュアンスが汲み取れなかったりします。
そもそも長い論文のどこを切り取るか、最も大事な部分はどこかを見つけるためにはやっぱり原文を見る必要が出てきます。そんなこんなで海外ニュース記事の制作には最近6〜7日間はかかっています。最も時間がかかるコーナーです。
今回は3疾患それぞれ4つずつ論文をご紹介しました。中でもMOGADは一部の編集委員から「勉強になった」と言っていただきました。もしかしたら特にお医者さんに有用なのかなと思っています。
寄稿「進行型MSにおける腸内フローラの役割」

MSと腸内細菌について気になっている人も多いのではないでしょうか。これについて国立精神・神経医療研究センターの竹脇先生にお寄せいただきました。ご研究のお話なので難しめの内容もありますが、患者にとっては「じゃあどうしたら?」が気になるかと思います。
実際には、「何を食べたらいい」という具体的な食材は挙げられていないのですが、参考になるコメントをいただいたので、それも掲載しています。
NMOSDとMOGADに関してはMSほど腸内細菌についていわれていないのですが、NMOSDと腸内細菌に関しては論文があったので海外ニュースの方で取り上げました。
終わりに
以上、簡単ですが見どころをご紹介しました。
発送作業は1月31日(金)を予定しています。今回は電子版の運用を開始したこともあって発注数がこれまでより少なめです。在庫がなくなるのも早いはずなので、この134号を冊子版で確実に読みたい場合は早めにお申し込みください。
冊子版申込→「お申し込み」へ
ちなみに電子版であればこの134号も含めてバックナンバーが読めます。まだバナナチップスPlusにお申し込みいただいていない方は、これを機にぜひ電子版のお申し込みをご検討ください。
電子版申込→「バナナチップスPlusオンライン・新規お申し込み」へ
運営はみなさまからのご寄付に大きく支えられています。ぜひご支援をお願いいたします!→「ご支援のお願い」