動画公開
こんにちは。中田です。「多発性硬化症 – これからのMS治療(ウェブフォーラム2024)」と「視神経脊髄炎 – 予防治療の選択(ウェブフォーラム2024)」の動画を公開しました。これで昨年のウェブフォーラムの編集はすべて完了です!
それぞれの見どころやポイントは「最新動画解説」ページで紹介しているので、動画と合わせてご覧いただけると理解が深まると思います。
→最新動画解説「多発性硬化症」
→最新動画解説「視神経脊髄炎」
SNSスタッフが1人増えました
SNSのスケジュール管理や画像制作を担当するスタッフが新しく加わりました。打ち合わせを重ね、今ではすっかり1人で動けるようになっています。楽しく作業してくれていて、私もうれしい限りです。
みつえさんの作る画像は新鮮で、私も大好き。そのおかげで私がSNSに割く時間が減り、後述の字幕英訳など他の作業に集中できるようになりました。丁寧さと習得の速さに学ぶことも多く、将来の引き継ぎを考えたマニュアル作りにも取り組んでくれています。
そして何より、みつえさん自身がNMOSDの患者さんです。これまで患者スタッフはMSが中心でしたが、NMOSDの視点が加わったことはとても大きいと感じています。
スタッフ数などを含めたキャビンの体制については、こちらのページでご紹介しています。
→団体概要
動画字幕の英訳に挑戦
「視神経脊髄炎 – 予防治療の選択」の動画を編集しながら、「これを世界にも発信できないかな」と考えました。日本では現在NMOSDの治療薬が5種類使えます。これは世界最多で、日本の専門家がどのように治療を選択しているかは海外の方々にも参考になると思ったのです。
そこで字幕の英訳に挑戦しました。作業の一部をAI(ChatGPT〈チャットGPT〉)に助けてもらいながら、字幕作成ソフトをかませたり、あるいは動画編集ソフト上で字幕の箱を作ったり、GPTに最初から字幕形式で出力してもらったりなど、いくつかの方法を試していきました。
実際には想像以上に時間がかかりました。下記に気付くまで 8 時間。
- 日本語と英語では文字数が大きく異なり、直訳では時間内に収まらない
- 難しい単語を避けつつ正確で分かりやすくする必要がある
- 日本語特有のあいまい表現もどうにかしないと
こうした課題を解決するため、GPTとのやり取りを丁寧に重ねて最適な表現・方法を見つけていきました。最後は出演している先生方にチェックしていただき、修正を加えて完成です。
約30時間かかりましたが、進め方のコツがつかめたので、今後は同じ尺で20時間ほどでいけるかと。座談会の動画を中心に英訳字幕を作っていこうと思います。
ちなみにエンディングで初めて日本語が登場しますが、これは深浦先生の案。なるほどこうすると日本から発信している感じ。日本語が美しく見えるフォントを選びました。

次号バナナチップスPlusの内容が決定
情報誌「バナナチップスPlus」137号の内容が確定しました。発行は10月末を予定しています。今回は時期的に「感染症」を多めに取り上げています。
また、前号の6記事に対して、今回は8記事を専門の先生方に執筆していただくことになりました。複数の視点からまとめることで、より充実した内容になると思います。
どうぞ楽しみにお待ちください☆
おまけ
こないだペットカメラを買ってさっそく留守中に動かしてみたら、、

「……見てるぞ。」
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