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夏号は見どころとして「特集」「医療相談」「おくすりのこと」「単語」をピックアップしました。
特集「MS、NMOSD、MOGADの自然経過」

特集は「治療しなかったらどうなるのか?」というテーマ。MS、NMOSD、MOGADの自然経過について、順天堂大学の富沢先生にご執筆いただきました。
まず、病気の歴史的な背景を知ることが大切だという視点はとても新鮮で、私自身、このような切り口で読んだ記事は初めてです。
実は原稿が届いたのはちょうど「そろそろ寝ようかな」という時間。にもかかわらず、どんどん読み進めてしまいました。歴史的な背景もふまえながら広い視点でまとめられていて、スケールの大きさを感じました。
今回は、先生から届いた原稿にほとんど手を加えず掲載しています。他の編集委員からの意見は、最後に「コメント」として添える形にしました。いくつかの意見があることもお伝えしたく、今後はこのようなスタイルを増やしていくと思います。
医療相談



今回の医療相談も、3疾患それぞれ読みごたえ十分です。
MSは「認知機能障害」。
昔からこのテーマに取り組んできた北海道医療センターの新野先生に、特徴や評価法、そしてこの障害が出てきた時の対応について分かりやすく解説いただきました。「ふだん何となく気になるけど、これってどうなのかな」という方に参考になるかと思います。
NMOSDは「手術を受ける時の注意点」。
和歌山県立医大の宮本先生に、手術前にしておくべき準備や、術後の注意点について教えていただきました。いざというときの備えとして、知っておきたい内容です。
MOGADは「新たな症状が出たのに画像に写らない時」。
東静脳神経センターの横山先生が、お医者さんはどう考え、どう判断しているのかを丁寧にまとめてくださいました。この原稿には編集委員からだいぶ意見が出ました。そこを「◯◯という意見もあります」といった形でうまくまとめてくださいました。
横山先生のお名前にルビ振り忘れた……
おくすりのこと「対症療法」

知っておきたい「対症療法」について、今回はコンパクトにまとめた記事が登場です。
痛み・しびれ感、疲労感、抑うつ、排尿・排便障害、つっぱりなど、多くの方が悩まされがちなこれらの症状について、京都大学の木村先生が大切なポイントに絞って分かりやすく解説してくださいました。これまで特集でも取り上げたことがあるテーマですが、今回の記事は「困った時にすぐに読み返せる記事」として心強い内容になっているかと思います。
木村先生が患者さん向けに書かれた原稿を拝見するのは、私は今回が初めてだと思います。読みやすい文章に、きっと安心して読んでいただけると思います。
単語「しびれ」

春号からスタートした新連載「単語」、夏号のテーマは「しびれ」です。
「しびれてます」と伝えた時、主治医の頭の中では何が起こっているのか? そして患者としてはどうしたらいいのか? そんな疑問にお答えする内容になっています。
原稿を書いたのは私 -中田-です。簡単な記事で「けっこう余裕」と思っていたのですが、、、甘かった(笑)。お医者さんの思考はやっぱりレベルが違いました!
終わりに
以上、簡単ですが見どころをご紹介しました。
冊子版発送作業は7/29(火)、電子版公開は7/30(水)午後を予定しています。楽しみにお待ちください。
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