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バナナチップスPlus127号見どころ

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※発送は4月27日を予定しています。

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127号見どころ① 特集

特集「治療の選択とそのタイミング」は今回、5人の先生に分担して書いていただきました。

  • 急性期の治療は早めに行うことが勧められる(3疾患共通・新野正明先生)
  • 早い段階から治療効果が高い薬を使う(MS・越智博文先生)
  • 免疫抑制剤・生物学的製剤で再発予防(NMOSD・大橋高志先生)
  • 治療の中心はステロイド薬と免疫抑制薬(MOGAD・横山和正先生)
  • 予防治療をしない選択肢は?(MS/NMOSD・宮本勝一先生)

5人の専門家が登場することで、難しいと感じるかもしれません。話題もどんどん変わっていくから頭の切り替えも大変そうで、

・各先生ごとにじっくり読む
・先生が変わるごとに休憩を入れる

ことをオススメします!

MOG抗体関連疾患のテーマを横山先生に引き受けていただいたの新鮮です。

それとNMOSDの大橋先生のお話は、ざわざわするかもしれないです。これは最新の考えで、今後こうなっていくだろうということでお読みください。先生はご依頼時、書くのがとっても難しいとおっしゃっていました。

127号見どころ② 医療相談(多発性硬化症)

今月号のMSのこの質問は、共感できる人が多そうです!(私もその1人)

つい先日、すごく久しぶりに高校時代の友人数人とランチしました。老化の話も多く(笑)、驚いたのは、時々階段の下り方が分からなくなるという話がありました。

これはMS特有かと思っていただけに、ますます、老化との区別が難しくなりました。

この記事では加齢とMSの症状の区別は難しいとしながら、両者の比較について、国際MS連合の情報を掲載しています。答えは分からなくても、参考にしていただけるのではと思います。

127号見どころ③ 海外ニュース(視神経脊髄炎)

NMOSDの海外ニュースはタイムリーにお届けできそうです。というのもこの薬は今月、承認の審議が行われ、5月下旬に使えるようになる見込みだからです。

商品名はユルトミリス。すでに発作性夜間ヘモグロビン尿症、非典型溶血性尿毒症症候群などに承認されていて、NMOSDが追加承認される形です。

127号見どころ④ 寄稿(MOG抗体関連疾患)

MOGADの全国疫学調査についてです。YouTubeでもご解説くださっていますが、文字でコンパクトにまとめていただきました!

じっくり理解を深められるのはやっぱり文字なんだなと思いました。推定患者数、有病率、男女比、初発時の症状、治療内容など、ご自身のペースでお読みいただけます。

YouTubeとセットでご覧いただけたらカンペキかも。
→MOG抗体関連疾患◇全国疫学調査報告(YouTube)

人気のドクターインタビュー

弘前の村上先生のお話は、地方が抱える医療の問題点が深刻でした。医療格差は頭では分かっていても、それが治療に影響するなどの具体的なお話をお聞きすることで、まだまだ分かっていないと反省しました。

岡山の北山先生は、旭東病院から川崎医科大学総合医療センターに異動になりました。神奈川の川崎ではなく岡山です。北山先生もほんといい先生で、最近のシェアード・ディシジョン・メイキングについても持論を述べていただいて、すっきりしました(笑)。

見どころ その他

おくすりのこと「ジェネリック医薬品」
株式会社くすりんくさんにご協力いただきました。その過程でフィンゴリモドのジェネリックが承認されていたことを知りました(→「フィンゴリモド塩酸塩」後発品承認)。6月以降の発売にあたって、この記事を参考にしていただけると思います。

今月号のメッセージ(新コーナー)
先生方との普段のやりとりや、キャビンに寄せられるお話を通じて、読者のみなさんと共感したいメッセージをご紹介していきます。第1回は愛媛の越智先生のメッセージです。編集はわずかで、ほぼそのまま掲載しています。

おわりに

以上、見どころをご紹介しました。

本号の購読を希望される方は4月26日(水)までにお申し込みください。27日(木)以降にお申し込みされた場合は、お申し込み時点で本号の在庫がある場合に限っての発送となりますので、確実にお読みになりたい方は恐れ入りますが26日(水)までにお願いします。
お申し込み→「情報誌バナナチップスPlus」へ

なお、発送作業は27日(木)を予定しています。お届けまで今しばらくお待ちください。

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