「治ったんだね」
「元気そうでよかった」
視神経脊髄炎(NMOSD)の患者さんは、こんな言葉をかけられることがあります。
もちろん、悪気はないとわかっています。
そして、一番悪かったときよりは良くなって、できることも増えてきています。
ですが、NMOSDは「治る」病気ではなく、患者さんの多くは、今も見えない症状を抱えています。
症状は人それぞれ
NMOSDは視神経や脊髄などに炎症が起こる病気です。視力低下、しびれ、痛み、歩きにくさ、排尿トラブル、強い疲労など症状はさまざまです。
そして、症状の現れ方は人によって大きく違います。「同じNMOSDなのに全然違う」と感じることも珍しくありません。
特につらい痛み・しびれ
症状の中でも特に多くの患者さんが苦しんでいるのが、痛み・しびれです。
チクチク、ジンジン、ビリビリなど感じるほか、中には耐え難い痛みを抱えている人がいます。
患者さんのコミュニティでは
「腕に電気ショックと焼ける痛み。軽く触れただけで激痛」
「背中に触れただけで溶岩が流れ込むような激痛」
「足の皮膚に裂けるような痛みがあり歩けない」
などと表現する方もいます。
本当にキツい症状です。見た目だけではこんなにつらい思いをしていることは分かりにくいでしょう。
精神的な問題にしないで
患者さんのこの症状は本当に起こり得ることです。気の持ちようや精神的なものとしてではなく、症状として向き合うことが大切です。
今日はつらい状態であることを、聞いてくれて、その訴えを信じて共感してもらえるだけで、患者さんの心は軽くなりますし、今後の症状と向き合うための大きな支えになるでしょう。
関連記事
- 大橋高志(脳神経内科医・鎌ケ谷総合病院)
- 越智博文(脳神経内科医・愛媛大学大学院)
- 木村公俊(脳神経内科医・京都大学医学部附属病院)
- 近藤誉之(脳神経内科医・関西医科大学総合医療センター)
- 千原典夫(脳神経内科医・神戸大学医学部附属病院)
- 富沢雄二(脳神経内科医・順天堂大学医学部附属順天堂医院)
- 中島一郎(脳神経内科医・東北医科薬科大学)
- 新野正明(脳神経内科医・北海道医療センター)
- 宮本勝一(脳神経内科医・和歌山県立医科大学)
- 横山和正(脳神経内科医・東静脳神経センター)
- 渡邉 充(脳神経内科医・九州大学病院)
当法人では、正確な情報をより早く、必要とする方へ届けるため、国際的な医学雑誌の指針を参考に、生成AIを補助的に活用しています。最終的な内容の確認と責任は編集部が担っています。
本記事は下記の生成AIを活用しながら作成しました。2026年6月時点で利用可能なバージョン・モデル・機能を活用し、その仕様に基づいています。
- Grok 4.5[SpaceXAI]:体験談検索、推敲
- ChatGPT-5.5[OpenAI]:推敲、フロントページカード制作
2026年07月23日(新規公開)
監修:MSキャビン編集委員
出典:MSキャビン「視神経脊髄炎の見えない痛み」
URL:https://www.mscabin.org/nmosd-easy/invisible-pain/
(新規公開:2026年07月23日)






