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 116号見どころ「多発性硬化症の進行」

早いものでもう次号バナチ。119号です。4月末の発行を予定してて、先生方とどんな内容にするか検討を始めてます。

特集記事は簡単なテーマにしようと思ってます。ずっと難しいテーマが続いてたから。
・118号「治療をどのように選んでいくか」
・117号「病気の個人差」
・116号「多発性硬化症の進行」

このうち116号は書く側としても本当に難しかったです!

というのも進行型についてはわかってないことが多くて取り扱いが難しいテーマ。でも患者さんからのご質問は多くて、私としても一度まとめておきたいと思ってました。

この号だけは編集委員の先生方にZoomで集合してもらって、まずは意見をお伺いするところから始めました。1時間くらい話してほとんどまとまらなくて「難しいからやめようよ」の意見もあったんですが、でも多くの人が知りたいと思ってるし、私も知りたいし、やっぱり特集として取り上げることに。

実際、初稿はものすごく大変でした。進行型は定義はないしはっきり書けないことが多すぎなんです。一般向けの資料も多くないし。そういうわけで、先生方のご経験を元に解説を展開させていきました。中島先生は医師向けの参考資料をいくつか送ってくれました。

進行とはどのような状態かイメージできるよう「進行の目安となる指標」を挙げて、それに当てはまりそうなら主治医と相談してもらって、治療の話につなげてもらう、という構成です。進行はとにかく止めないとだから適用外の治療も記載してます。

初稿の後の監修は赤字だらけで、修正→チェック→修正→チェックを何度も繰り返して完成☆

以上116号の思い出話でした。ご興味のある方はコチラをご覧ください。
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